No.1『地域雇用創出の新潮流 ─ 統計分析と実態調査から見えてくる地域の実態』
2014/02/17
- プロジェクト研究テーマ名
- 本書は「失業と地域構造分析」に関するプロジェクト研究の成果をとりまとめたものです。まず、バブル経済が崩壊した1990年以降の地域雇用失業構造を統計データから多角的に解析し、マクロデータに関しては「事業所・企業統計調査」の2004年調査結果を利用し、産業・雇用創出の実態に関する都道府県別、市町村別の地域分析を試みました。また、全国のハローワーク(公共職業安定所)の求人・求職データを用いて、2001年と04年の時点を比較した地域レベルでの求人・求職のミスマッチについて分析しています。さらに、統計データが整っていない最近の地域経済・雇用構造の実態を、アンケート調査やヒアリング調査によって分析し、その結果をとりまとめています。
産業・雇用の現状は、地方分権化政策の推進によって、かえって地域間格差が拡大してきており、地域再生にある程度成功した地域の事例を踏まえ、(1)地域の企画立案力強化、(2)地域連携型人材育成・紹介、(3)地域雇用、についての支援策の必要性について提言しています。 - 趣旨・内容
- 平成15年10月~19年3月
« 我が国を取り巻く経済・社会環境の変化に応じた雇用・労働のあり方についての調査研究 | プロジェクト研究 平成25年度 »